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期待値100で始めて、減点していくのが減点法。
期待値0から始めて、加点していくのが加点法。
減点法は対象の悪い点を探し、加点法は対象の良い点を探すことになる。

たとえば、できない部下がいたとき、「これができなければ、あなたはクビ」と言う上司は、減点法の人だ。部下は、そこで恐怖を抱き、ミスをなくすことに努める。強みを伸ばす余裕はなくなる。
「どうやったらできるようになると思う?」と訊く上司は加点法の人。部下に加点したいので、強みを探すし、自ら手伝うことも提案する。部下が手伝いなしで達成できるようになるのが最大の加点なので、そこを目指すことになる。

仕事上だけでなく、人間関係はだいたいそんなふうだ。
減点法だとどうしても相手のあら捜しをしたり、威圧する言葉を吐くことになる。言われたほうは、恐怖ベースになり、何もうまくいかないような気がする。
加点法だけの人間、減点法だけの人間はいなくて、たいていは両方なんだろう。どっちかに偏っていることも多いが。

仕事上では加点法になるのは難しいことではない。頭で考えて、言葉や行動にすることが多いから。
プライベート(家族・恋人・近しい友人など)では感情と密接しているし、気を張っていない分、難しい。
さらに期待値ゼロで始めるなんていうことは、よほど悟った人しか無理ではないのか。

というわけで、期待値こっそり10くらいから、加点していくのが良いのかもしれない。誰にも期待しないで生きるというのも、なんだかさびしい気が致しますので。
とかそんなことを、長風呂しながら考えていた風邪っぴきの夜なのでした。
読み返さないで寝まーす。

ちなみにこんなことを書くときはたいてい、誰かの愚痴をきいたときとか、相談を受けたときとか、そんな何かですな。うん。いつも似たようなこと考えていますけど、書くときはそんなということか。
わたしはこんなふうにやったり、考えたりしているよというのを、まとめるような行為です。

某社へのご提案の帰り、ランチをしながらヌーラボ橋本さんと話していたことと、考えてたことメモ。
まとまってません。悶々としたまま終わってます。
内容は人間のことや会社のことだ。

●わたしは研究者(学者)的ではない。
何かひとつのことを、深く深く研究し続けるタイプではない。ある程度のことがわかったら次のことを学びたいと思いはじめる。それらの総合としての知識を大切に思い、駆使したいと思う。

●橋本さんも研究者ではない。だが、会社は研究者的である。
はじめは、「そんなことないよ、僕は研究者だよ」と主張するもいくつかの指摘であっさりと屈した。橋本さんも研究者ではない。
だが、会社は最上を目指し追求する、新しいことを取り入れるのも早い、柔軟性も具現化能力もあるとても素敵なシステム開発者集団のように見受けられる(いわゆるギーク的な人たちとか)。

# 研究者タイプの人は、60歳になってもコードを面白く研究し続けるし、成果を出すし、人々(一般人ではないかもしれない)に尊敬される仕事をするだろう。
# その中でマネジメント的な仕事を誰がするか、マネージャーをどう育てるかという疑問が残るものの、今のところ橋本さんや取締役の方がそれらを行っているのだと思う。バランスがとれている会社で羨ましい。

# ここで、またわたしは自分の会社をどうしていくかと、悶々と考える。

●我々(31歳前後)が50歳になったとき、「システム開発」という仕事は存在するが「Webデザイン」は存在しない可能性が強い。

消えるわけではない。では、「Webデザイン」は、どうなっていくのか。
テーブルレイアウトが、CSSに変わった、という簡単に乗り換え可能な変化ではない。

細かく分かれる。似て非なるものに変化する。それらをまとめる何かが生まれる。
Webは総称になり、各デバイス(PC、携帯、PDA、家電、ディスプレイ、今はまだない何か)の力が拮抗してくる。
情報はまずデータとして送られ、各デバイス上でデザインを割り当てられる。

うちは何かひとつのデバイスに特化したデザイン会社になるのか。
アートよりのデザインでないのは確かだ。ではインターフェイスデザインなのか。エクスペリエンスデザインなのか。確かに誰かが使うシーンを脳裏に描くのは大好きだ。
しかしインターフェイスを研究者的に追求するかと言われるとどうなのだ。

では、たとえば各デバイスをまとめて、何か目的を達成するためのコンサルティング会社になるのか。
各デバイスでの使用を踏まえたデータ構造、コンテンツ。
エージェントとして振舞うのか? もっと重く背負うか?

ある日いきなり世界が変わるというわけではないから、徐々に対応していけば良いのだとは思う。だけど先のことをまったく考えずに今期と5ヵ年の会社の計画をたてることはできないではないかー。

# Webの未来を考えているのではなく、自分のやりたいことや、会社としてやりたいこと、向かう先を考えている。会社のこと、自分のこと、社員のこと。とにかく、もっと考えないと何も出てこない。
# うちが「Webデザイン会社」ではなく「Web制作会社」と名乗っているところに、何か自分の考えることに対するヒントがあるかもしれない。

●虚像と実像
ドーナツ化現象についても話す。面白かったけどここでは略。

って、いろんな場面で聞くけど、本当かな。
やって失敗すればいいのではないかとわたしは思う。
フォローしてくれる上司や仲間がいると安心だ。もしそうでなくても、一度転んでから起き上がればいいと思う。
クライアントさんを相手にはったり言って失敗することは良くないが、長い付き合いの人相手だったらば、状況を説明して一緒に挑戦してもらうのもいい。

難しいからって躊躇してると、一生できない。
とにかくやってみないと、どんな言葉も実感できない。実感の無い言葉だけでは何の意味もない。
学んで、一度挑戦し、うまくいかなかった理由を再度学ぶ、のが何を身につけるにも一番早いと思う。

しかし上司的な立場でいうと、やっぱり大切な部下をあまり転ばせたくない感情にとらわれる。失敗を見守る度量の広さみたいなのが欲しいです。

時々ふれている、ストレングス(強み)について書く。
自分のことと、自分に近しい人のことを客観的に判断することは難しい。わたしは、尊敬している仕事仲間から紹介された
StrengthsFinder(ストレングス・ファインダー)をやることで、自分の強みについて、少しだけ外側から見ることができるようになったと思う。

ストレングス・ファインダーは、下記二冊の本のどちらかを購入した人が特典として利用できる、強み発見のテストである。

本に書いてあるシリアルナンバーを入力し、オンラインでテストをうける。
yes/no形式で30分くらいだったかな、集中してどんどん答えていくと、自分の5つの強みが表示されるのである。

わたしのテスト結果は以下。

1. INCLUDER/包含
2. LEARNER/学習欲
3. ACHIEVER/達成欲
4. POSITIVITY/ポジティブ
5. MAXIMIZER/最上志向

一番上の「INCLUDER/包含」についてだけ、詳細を転載しておく。

「もっと輪を広げよう。」これはあなたが人生の基本としている信念です。
あなたは人々をグループの中に包含し、その一員であると感じさせたいのです。選ばれた者だけのグループを好む人たちとは正反対です。あなたは他の人を寄せ付けないこのようなグループとの関わりを積極的に避けます。あなたはグループの輪を広げ、できるだけ多くの人がグループに支えられることによる恩恵を受けられるようにしたいと考えています。あなたは、誰かがグループの外側から中を覗いているような光景を嫌悪します。あなたは彼らが暖かさを感じることができるように、彼らを中に引き入れたいと思います。
あなたは、本能的に寛容性を持っている人です。人種、性別、国籍、性格や宗教がどうであれ、あなたは人をほとんど批判しません。批判を与えることは、人の感情を傷つけるかもしれません。必要もないのに、なぜそんなことをしなければならないのでしょうか?あなたの包含という資質は、「人はそれぞれ違っており、その違いに敬意を払うべきだ」という信念に必ずしも基づいているわけではありません。むしろ、人は基本的に皆同じであるという確信に基づいています。人は、皆同じように重要なのです。ですから、誰一人として無視されてはいけないのです。私たち一人ひとりがグループに含まれるべきです。私たちは皆、少なくともそれに値するのです。

書いてあることは、「強み」として書いてあるので、コソバユイ感じがします。「あなたは非常に寛容な人です」と言われているわけなので。なんとも懐が深そうなのである。
実際そうであるかはわからないが、ひとつ事実として、わたしは人を嫌わないということは確かだ。ほとんどの人間は好きだ。ひどいことをした人でも反省したら受け入れる。反省のない場合とどうしても許せない場合はただ遠ざかる。

逆に言えば、批判的に人をみることが難しいということだ。そう考えると弱みにもなる。長所と短所は表裏一体だ。それはそうだが、弱みとして捕らえても何の発展もない。ただ気持ちが暗くなって、いろいろ悪いことばかり気になって、能力を発揮できなくなって、また気持ちが暗く・・・。

さらにこの場合、弱みをなくすというのは強みを殺すのと同じになってしまう。そんなふうに人を整地しても何も面白いことは生まれないと思う。

強みとして自覚すると、強みには磨きがかかる。
そして周りの人にもストレングス・ファインダーを使ってもらうといい。
周りの人の強みを知ると、それに応じたマッチングや対応ができるし、行動の意味も理解できるようになるので、トラブルも減ったりする。
たとえば、採用の面接なども、わたしは、長所ばかり見てしまうので、もっと分析力の高い人、個別化できる人にも面接官になってもらったほうがいいな、とかそんな感じに考えることができる。

弊社のえつこさん(先日から、スタッフ竹田のことを、えつこさんと呼ぶことに致しました)のストレングスも納得という感じである。たぶんそのうち本人がブログに書くと思うから今は言わないでおく。

ストレングス・ファインダー、おすすめである。

本は、強みについて詳しく知りたいなら「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」、ポジティブについて知りたいなら「心のなかの幸福のバケツ」(こちらは軽く読める)という感じです。
わたしはバケツを読んでもっと詳しく知りたくなったので才能を読みました。

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす
マーカス バッキンガム ドナルド・O. クリフトン Marcus Buckingham Donald O. Clifton 田口 俊樹
日本経済新聞社 (2001/12)
売り上げランキング: 124

 

心のなかの幸福のバケツ
ドナルド・O・クリフトン トム・ラス 高遠 裕子
日本経済新聞社 (2005/05/25)
売り上げランキング: 72977

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