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「全能感の幻想」とは、今読んでいる本に出てきた言葉である。
人々が成長する段階で捨てねばならない主要な状況・欲求・態度のうちのひとつだ。
捨てねばならぬし、通常はごく小さい頃の経験で、自分が全能でないことぐらいわかってしまうのだけど、それでも、ことあるごとによみがえる幻想でもあるから面白いと思う。
やってできないことはない、とか、願いは叶う、とか。
そんなわけないー、だが、そうでもある気がしませんか。
常識がすりこまれて、あまりに突飛な幻想を抱かなくなったからというのも大きいだろうけれど、願い努力すれば、叶うことのほうが圧倒的に多いのではないか。
時々全能感を抱いて「おお。わたし素晴らしい……」とか呟いていても、人生面白いのではないか。
捨てねばならぬ「全能感の幻想」があるのもわかるが、そうやって、時々、子どもに戻ってこそ、ある種の能力が発揮できるのかもと思う。
ちなみに、「全能感の幻想」というキーワードが面白かったので、そのことについて書きましたが、本の主旨はまた違ったものです。
読んでいる本はこれ、「愛と心理療法」。
恋愛ハウツー本とかではなく、精神科医が愛の在り様を問うた本。
いろんな書籍(確かリーダーシップの本とかにも)に内容が引用されていたり、誰かが勧めていたりしたので購入した。
面白いです。仕事の合間に読んでいるので、まだ1/3ぐらい。
「上機嫌の作法」(斎藤 孝)を読んだ。
新書。読みやすく薄いので一気に読めます。
わたしはどちらかというと、もともと上機嫌なほうなので、読む必要はないかもと少し思っていた。だがテンションをあげたいのにできないときというのはあるし、自分以外の人の上機嫌を引き出すのはもっと難しい。
どこかのブログでレビューされていたのをきっかけに手にとってみた。
さて冒頭、わたしは反感を覚えた。
作者の斎藤孝さんは有名な人だが、ほぼ知らないので先入観はない。どんな顔や口調でしゃべっているのかも知らないし、周囲にどう思われているのかも知らない。
曰く、上機嫌は技である。
曰く、上機嫌で罵詈雑言を言うのが得意である。
えええ、罵詈雑言ですかー、と思った。
上機嫌だったとしても、ひどい言葉を吐いて良いことにはならないのではないか?
しかし読み進むと、その上機嫌は営業的な愛想笑いのようなものではなかった。
心から上機嫌になるためにいろんなメソッドが書いてある。ご本人は仕事のときは自動的に上機嫌になるようになっているようだ。それは技だが、偽りではない。
そして上機嫌な罵詈雑言というのも、自己防衛や格好つけではなく、相手に現実を受け入れてもらったり、良い方向に進んでもらうためであるのだ。「上機嫌」で「本当のこと」を言うと、「不機嫌」に言ったときとは違う反応が返ってくる。相手は現実を受け入れて前に進みやすくなる。
以前読んだ本で忘れられず、肝に銘じている一文がある。
誰かと接するとき、わたしたちはなんらかの影響を受けている。何も感じないということはまずない。気持ちが明るくなるか、暗くなるかのどちらかだ。
(「心のなかの幸福のバケツ」より)
これと同じことだ。上機嫌にはパワーがあるし、伝播する。
この本を読む人は、「本当にできる人は上機嫌だ」というような宣伝文句に期待して、「できる人」になるために手にとるのかもしれない。
わたしは読みながら、自分の様々なシチュエーションに当てはめてみて、「できる人」になるというよりは、「場の空気を前向きに変える推進力」としての上機嫌に注目していた。
背中を丸めたまま世界を変えられるのは芸術家だけだ。
本には、自分が上機嫌になる方法と、周りを上機嫌にする方法の両方が書いてあって満足である。例え話には古いものもあるし、参考にならないものも多い(わたしは特に芸能人のネタには興味がそそられない性質だからかもしれない)。だが本を読むときはその本のすべてに満足したいのではなく、そこからひとつかふたつの、決定的なものを学ぶことのほうが大切と思っているのでOKです。
2時間もせずに読み終わるくらいの軽さなのに、読み終わったらひとりでニコニコしている。
なかなか良い。
気分が落ちたときには読み返したい。
今日読んだ本で、「ラーキンの時間管理の法則」からの引用があったのだが、覚えておきたかったので、「云々」にメモ。
「ひとつの書類を扱うのは一度だけ」
このタイムマネジメントは古くからある法則らしく、「書類」と言われても、ほとんどがパソコン内に格納されているわたしには、すぐにピンと来たわけではない。
しかしそれにまつわるエピソード(同じ書類を何度もひっくりかえして、多大な時間を浪費している)などを読んでいたら、なんとなくわかってきた。
わたしの場合、それは「メール」だ。
「あのメールに返事を書かなきゃ」と、脳内で何度も返事をしていたり……。そのような無駄な時間を省くために、「ひとつのメールを扱うのは一度だけ(脳内含む)」だ。
すぐに返事できない種類のメールはタスクの振り替えをやろう。
これまでに、
・仕事のできる男はメールに即レス(By 益子さん)
・二分以内に返事ができるメールは即レス(By GTD関連の書籍)
という言葉も頭に残っていたので、これで3つ目だ。
3回繰り返せば、脳に定着する。
メールの返事の早いときと遅いときの差が、あまりに激しい自分であるが、また少し変わるだろう。よし。
ちなみに、わたしが読んでいる本はこれだ。
「いまやろうと思ってたのに… かならず直る―そのグズな習慣」リタ・エメット (著)
どこかのブログで紹介されていた本で、良い方向に自分を洗脳しようと読み始めた。
さてさて、自分がどう変わるのか楽しみである。
先日、「ダイエット・セラピー―読むだけで絶対やせられる」という本を読んだ。
ダイエット目的ももちろんあるが、それよりも、今年の抱負である【健康な人】になるための一環である。
この、「ダイエット・セラピー」の著者は、「禁煙セラピー」を書いた人だ。
わたしは、何年間か喫煙者だったのだけど、「あ、やめようかな」と思ったときに、禁煙セラピーを読んで無事禁煙者となった。このメソッドのすごいところは、その後、吸いたいと思うことがほとんどない点だ。
コツは、すなおーな気持ちで読むこと。どうぞ洗脳してくださいぐらいの気持ちで、ちょうど良いのではないだろうか。
さて、そんなわけなので、この「ダイエット・セラピー」も同じように、「ダイエット(健康)の敵になる食べ物をあまり食べたくなくなるように」あるいは「ダイエット時の飢餓感から解放されるために」読んだ。
「禁煙セラピー」ほどの効果はなかったけど、それなりに満足。
取り入れられるとこだけ、取り入れたので、ゆるゆるとでも健康になれるかもしれぬ。
実践していることは以下。
● 朝はフルーツ
● 肉類は消化に時間がかかるので、夜中とかカラダがきついときは食べない
● 炭水化物とたんぱく質は一緒に食べない
とは言え、基本的には外食時にはこのルールは忘れています。
家でも絶対ってことはなくて、たとえば今日はピザ食べたし(でも肉に対する欲求が減ったので、野菜系のピザ)、朝も寒すぎるときはフルーツの他に温かいスープ(具アリ)も食べている。
食事制限時によくある、「食べたくて仕方ない衝動」みたいなのが無いのがやはり非常に良い。
本当は、ローフード(RAW FOOD)な人になりたい気持ちもあるんだけど、なかなかそこまでは難しい。
うまい具合に洗脳されたいものだ。
ただ、純粋なダイエット本としては、どうだろう。
周囲で結果の出ている「炭水化物抜きダイエット」からは、かなり遠い方法だし、何キロ痩せたとか結果がバシバシ載っているわけでもない。著者の推奨するダイエット11か条を全部守ることも、たいていできないだろう。
そんなわけで、ダイエット! ではなく、苦しみ無しに食生活を見直したい人むけの本ですね。
ちなみに禁煙セラピーと、ダイエットセラピーのメソッドは仕事でも使えると思うので、その視点で読んでも面白いかもしれない。
