期待値100で始めて、減点していくのが減点法。
期待値0から始めて、加点していくのが加点法。
減点法は対象の悪い点を探し、加点法は対象の良い点を探すことになる。

たとえば、できない部下がいたとき、「これができなければ、あなたはクビ」と言う上司は、減点法の人だ。部下は、そこで恐怖を抱き、ミスをなくすことに努める。強みを伸ばす余裕はなくなる。
「どうやったらできるようになると思う?」と訊く上司は加点法の人。部下に加点したいので、強みを探すし、自ら手伝うことも提案する。部下が手伝いなしで達成できるようになるのが最大の加点なので、そこを目指すことになる。

仕事上だけでなく、人間関係はだいたいそんなふうだ。
減点法だとどうしても相手のあら捜しをしたり、威圧する言葉を吐くことになる。言われたほうは、恐怖ベースになり、何もうまくいかないような気がする。
加点法だけの人間、減点法だけの人間はいなくて、たいていは両方なんだろう。どっちかに偏っていることも多いが。

仕事上では加点法になるのは難しいことではない。頭で考えて、言葉や行動にすることが多いから。
プライベート(家族・恋人・近しい友人など)では感情と密接しているし、気を張っていない分、難しい。
さらに期待値ゼロで始めるなんていうことは、よほど悟った人しか無理ではないのか。

というわけで、期待値こっそり10くらいから、加点していくのが良いのかもしれない。誰にも期待しないで生きるというのも、なんだかさびしい気が致しますので。
とかそんなことを、長風呂しながら考えていた風邪っぴきの夜なのでした。
読み返さないで寝まーす。

ちなみにこんなことを書くときはたいてい、誰かの愚痴をきいたときとか、相談を受けたときとか、そんな何かですな。うん。いつも似たようなこと考えていますけど、書くときはそんなということか。
わたしはこんなふうにやったり、考えたりしているよというのを、まとめるような行為です。

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