まわりに起こることのすべては自分の責任だと考えている。
まわりの誰かが失敗したときも自分の責任だし、誰かに何かを言われたときもそうだ。
もともと因果応報的な考え方をするタイプの人間だったのだが、経営者になってからはますます意識的にそう考えるようになった。
部下のミスは上司のミス。いわゆる「責任をとる」という行為のことだけではなくて、事実の話だ。
どうせ自分が悪いんだ・・・と卑下している感じでもなく。
Web標準の日々のセッションで、少し、「寛容になるには・・・」というようなことを話したが、これもそのうちのひとつだ。「すべての責任は自分にある」と考えれば、誰に対してもそうそうムカっと来ることはない。
質疑応答で、「メール返信が来ないときにどうするか」という質問が出たが、催促メールをする際に「メールの返信が来ない原因は自分にある」という意識でメールを書くと、相手から返事がもらいやすいと思うし、イライラすることもなくて一石二鳥だ。
たまに、いわれのない批判や、いわれはあるが何か拡大された批判をされることがあるが、そういうことも責任は自分にあると思っている。
そうすると凹んでも比較的早く立ち直り、自分を顧みることができる。どうすればいいかを考えることができる。
責任というと重く感じるかもしれないが、人を恨んだりするより、百倍は楽なのである。
心に暗い部分を持っていることはつらい。持っているほうも、持たれているほうも、心が荒れる。
誰かが100%悪いというようなことは絶対に無い。
誰かが暗い気持ちになったと思うと申し訳ない。どちらの立場にたつときも、そういうふうに思う。
このほうが楽だし、気持ちが良い。
そんな具合で、わたしはわたしのために、「すべての責任は自分にある」と考えているってことだ。
仕事の合間に書いているのでまとまってないですかね。いつもか。
7 comments
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7月 21st, 2007 at 19:05
師匠
うーん。
私も、いつもそうありたいと思っているのですが、実際はそうもいかず……。
そういう訳で、やはり相手の責任を追及してしまいます。
それもけっこう、厳しく……。
これじゃ、人間関係もうまく回らず、会社勤めはつとまりません。そういうわけで、フリーなのですが、フリーでも激怒することが多く、最近は「怒りは仕事のパワー」だと思うようにしています。
だからですかね、血圧は高いし、体調は不良だし、不眠にも悩まされています。
まだまだ人間ができていないようです。
是、日々精進です。
7月 22nd, 2007 at 02:39
堀内
師匠ー
師匠の激怒は見たこと無いですが、感受性が強いなって思ったことはあります。笑
怒りは仕事のパワー! 良いですね。
でも経営者はすべての責任を負う、という考え方は、
師匠からも聞いた覚えがあるのだが。ふふふ。
ちなみにわたしの場合は、人間できてるとか、できてないとかより、自分がそうしたほうが楽だから、そうしてるという感じです。
7月 22nd, 2007 at 10:46
みどりかわ
自分のマインドセットとは別に、態度の話もあると思う。
「言葉に全部は託せなくても少しは必ず伝わるはず」って宇多田ヒカルの歌詞にあって、まあ、あんまり伝え方も拙いと仕事では困るけど(笑)、思想は態度とか行動とか仕事で現そうよと思う。これは自分のディレクター仕事をしてるからでも、私自身の性格からでもある。
職業柄、人の気持ちや成果をくみ取るスキルも要るし、まあそれだけじゃ独り相撲になったり、思い違いも生じるから本音を引き出すスキルも要る。
個人的な話でいうと、私は思うことは(TPOを踏まえて)行動で現さ「なきゃ」って思っていて、人にもそれを求めてるんだろうな。
作品や仕事って、たしかに出来た途端に、自分のところから一人歩きしていくものだけど、もう一方で自分の責任は他者のどこかへと絡んでいくものだから、そこまで見届けたいという想いもある。そういうのを「完璧主義」の一言で片付けられたくないような、切実さがある。
もっと場慣れして、そしてもうちょっと自分に負荷のかからない考え方ができたらいいんだろうね。
7月 22nd, 2007 at 11:02
みどりかわ
ああ、上のコメント「場慣れ」じゃなくて「場数を踏んで」の誤りでした。
どっちも大事か。
まあ私は、いろんな人の想いや事情や仕事を見渡して、調整する役割をしてるんだから、切実さもあっていいんだけど、もっと他人の仕事をしやすくしてあげなくちゃね。他人のこと思いやれるかどうかもこの記事でいうところの「自分の責任」ってことです。
7月 24th, 2007 at 03:02
堀内
●みどりさん
そうだねー。言葉でも態度でも、伝わるときもあれば、伝わらないときもある。
自分のスキルだけではなくて、相手の状態にも左右されるわけだから、自分の防御の一環としてでも、相手にこうしてほしいっていうより、「自分がこうすればもっとよくできるかもなー」というふうに考える。そうすると楽だ。たぶん自分も相手も。
相手がどう考えるかとか、どういう行動をとるか、とかはコントロールできないもんね。だから、自分の力の及ぶ範囲である「自分」をコントロールする。わたしはそんなふうにしてる。
ちなみに、みどりさんの思いやりは、仕事じゃなくても日々感じてます。
ありがとうー。
8月 27th, 2007 at 21:27
honmat
はじめまして。
CSS niteで堀内さんの講義を聞いたものです。
明日、講義内容を社内にフィードバックをしないといけないので
いろいろ調べモノをしていて、こちらにもおじゃまさせていただきました。
講義を聞いたときには、女性ならではの細かな気配りが
ディレクション業務をスムーズにさせているのかと思いましたが
「すべての責任は自分にある」という考え方に従っているという
この記事を読んで、大変納得がいきました。
誰かのせいにしていては、何より自分が成長できないと
私個人は考えております。
また、こちらに遊びに来たいと思います。
8月 28th, 2007 at 01:26
堀内
●honmatさん
おお・・・。ありがとうございます。
社内でフィードバックがあるんですね。素敵な会社ですね。
実は、わたしは、あまり女性らしい細やかな気配りが出来るタイプではなかったりします。(わたしを知っている人は皆同意すると思います。笑)
あまりマメなタイプでもなければ、慎重なタイプでもない・・・。
ひょっとしたら、「自分の責任」という考え方で、まわりに接してなかったら、トラブルばっかりだったかもしれない。と、今思いました。
成長も本当にそうですね。
> また、こちらに遊びに来たいと思います。
嬉しいです。ありがとうございます。